いまさら聞けない肩こりのしくみ|デスクワークで肩こりになる理由

肩こりのしくみ 健康のヒント

肩こりの原因は一概には言えず、運動不足や精神的疾患、整形外科的疾患などさまざまな可能性が考えられます。

僕はデスクワークが多いのですが、夕方頃から肩や背中が重くなり始めます。何でこんなに肩がこるんだろうと思ったのがきっかけで、肩こりを調べてみました。

そこで、運動不足や長時間のデスクワークにより筋肉の緊張から起こる肩こりのしくみについて解説します。

『肩こりの原因を探している方』『何で肩がこるんだろうと思っている方』にぜひ読んでほしいです。

YUPPY
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頭痛持ちならぬ、慢性的な肩こり持ちです

肩こりの負のスパイラル

長時間のデスクワークで筋肉を動かさないことにより、体では以下のようなことが起きています。

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長時間同じような体勢でいると、筋肉がカッチカチになってしまいます

1.血流が悪くなる
   ↓
2.酸素不足
   ↓
3.老廃物が排出できない
   ↓
4.老廃物が蓄積
   ↓
5.血管が圧迫される
   ↓
1.血流が悪くなる に戻る

まさに負のスパイラル。

筋肉を動かさないと血流が悪くなり、そこから肩こりが始まっていきます。

現在はパソコンでほぼ全てのことが出来るようになり、仕事でもトイレとランチ以外は座りっぱなしという方も多いと思います。

この負のスパイラルは今後、ますます増えそうですね。

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最近はペーパーレス化も相まって、席を立つことが少なくなったと感じます

肩こりに関わる筋肉

肩こりに関わる筋肉は、主に以下の3つになります。背中、首周りの筋肉になります。

  • 僧帽筋(そうぼうきん)
  • 肩甲挙筋(けんこうきょきん)
  • 菱形筋(りょうけいきん)

背中の筋肉の場所をざっくりいうとこんな感じです。

肩こりのしくみ (1)

それでは、それぞれの筋肉の動きを解説します。

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ちなみに体中の筋肉は640個もあるそうです。知ってましたか?

僧帽筋(そうぼうきん)

背中の一番表層にある筋肉で、上部、中部、下部に分けられていて、肩甲骨を上げたり、後ろに下げる働きをします。

肩甲挙筋(けんこうきょきん)

首から肩にある筋肉で、頭と肩を結んでいます。肩甲骨を引き上げる働きをします。

菱形筋(りょうけいきん)

僧帽筋の深部にある筋肉で。肩甲骨を後ろに引く働きをします。複数の筋肉で肩甲骨を上げたり、後ろに下げたり動かしています。

肩こりに関わる骨

『肩』と一言でいっても複数の骨で形成されていて、肩という骨はありません。

肩は、大きく分けて『鎖骨』『上腕骨』『肩甲骨』から成り立っています。腕や肩を動かすとき一番大きな動きをするのが肩甲骨になります。

肩の骨の場所をざっくりいうとこんな感じです。

肩こりのしくみ (2)

一番大きな動きをするということは、それだけ筋肉を動かすことになります。そのため、肩甲骨をストレッチしたりして動かしましょうとなる訳です。

まとめ

運動不足や長時間でデスクワークで腕や肩の動きが少なくなり、それらを動かす筋肉が緊張して首から肩・背中にかけて重さ、疲労感、痛みを感じさせます。

まとめると、以下のようになります。

  • 筋肉を動かさないことにより、血流が悪くなる負のスパイラルが起こる
  • 肩こりに関わる筋肉は『僧帽筋』『肩甲挙筋』『菱形筋』
  • 肩回りで一番大きな動きをするのが『肩甲骨』

肩こりのしくみを理解して、自分の凝りやすいところを見つけておくとすぐに対処できますね。

このブログを書いた人

YUPPY
健康に関する豆知識や健康にいいもの、子育てに関するあれこれ、暮らしの中でのライフハックなど情報発信しています。
何か物足りない日々に小さな気付きを与える雑記ブログです。

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