冷え対策の体験談・口コミをまとめました。
体が冷える、手足が冷えるとき、それは血行不良や基礎代謝の低下、自律神経の乱れによる『冷え』による影響かもしれません。
本記事では冷え対策に有効な温活、冷えによる体への影響、冷えのタイプ別特徴について解説します。
『冷えに悩んでいる方』、『もしかしたら冷え性かもしれないと思っている方』にぜひ読んでほしいです。
冷え対策には『温活』
冷え対策に『温活』が注目されています。
温活とは、『冷えで低くなっている体温を適正な温度に上げる活動』をいいます。
つまり、普段の生活から体を温めて冷えにくい体になろう!ということです。
温活を7つ紹介します!
僕の体験コメントも参考になればと思います。
温活1:ウォーキングで体力づくり
体力(筋肉)をつけることで基礎代謝が高まり、熱を逃がしにくい体になります。
ウォーキングは、体力づくりにはもってこいの有酸素運動です。
ただ、いつも思うのです。
ウォーキングって距離や時間、速さはどのくらいなんだろう?
ウォーキングの時間
20分以上続けることで筋力アップや脂肪燃焼効果が期待できます
ウォーキングの速度
理想的な速度は、『時速7km』と言わますが、全くピンとこないですね。
感覚的なところでいうと、『走り出したくなるぎりぎりの速度』。または、AT車のクリープ現象(アクセルペダルを踏まなくてもじわじわと動き出す現象)の速度と同じくらいです。
結果的には人それぞれの速度となってしまいますが、徐々に時間と速度を上げていくのがポイントになります。
ウォーキングの注意ポイントが2つあります。『水分補給』と『準備体操』です。
水分補給
ウォーキングで『汗かくの?』って思われがちですが、冬でも汗をかきます。夏は外に出た瞬間ですけど。。。なので、水分補給を忘れないように気を付けてください。ウエストポーチなど小物入れに小さめのペットボトルを入れて持ち歩くと便利です。
準備体操
ケガ防止のため、準備体操をして体を動かす状態にしてからウォーキングに出発しましょう。ウォーキングに限らず、運動前はよく体を伸ばした方が可動範囲も広がり体を動かせます。
毎日ウォーキングをするのは無理なので、通勤の時に早足で歩くようにしています。
家から駅、駅から会社まで合計20分ちょっとかかります。意外といい運動になるなと感じています。
温活2:ストレッチで血流をよくする
ストレッチする部位を大きく動かすことにより血流がよくなり、冷えにくくなります。
全身の血流をよくする超有効な方法が、ラジオ体操です。
ラジオ体操と聞くと、小学生の夏休みを思い出します。あとは、建物の工事現場の朝礼でラジオ体操をやっているところが多いですね。
ラジオ体操は、短時間で全身をまんべんなく動かすことができるので超有効です。
冷えだけでえはなく、反り腰や骨盤のゆがみ、疲労回復効果も期待できます。
全身を動かす体操はラジオ体操だけではありません。ご当地体操が厚生労働省のHPにてUPされています。すごいのが都道府県だけでなく、市や町の自治体ごとに考案した体操なのです。出身地や住んでいるところの体操を探してやってみるのも楽しいのではないでしょうか。
子どもの頃はラジオ体操を真面目にやるのが恥ずかしかったり、面倒くさいと感じましたが、大人になってからやるとバキバキの体がほぐれていき、全身のストレッチには最適と思います。
その他に太もも(ハムストリングス)やふくらはぎの筋肉は硬くなりやすく、下半身の冷えにつながるのでストレッチで血流をよくしてあげるといいです
温活3:ツボ押しで血流をよくする
冷えに有効なツボを刺激することにより血流がよくなります。僕のツボ押しタイムはお風呂で湯舟に浸かっているとき、お風呂上りにストレッチをしているとき、テレビを見ているときです。特にテレビを見ているときは手持ち無沙汰であぐらをかいて足裏をマッサージしたり、ツボを押したりしています。
冷えに有効なツボを紹介します!
ツボは冷えだけでなくむくみや胃腸の改善など体の不調に効果的です。
- 三陰交(さんいんこう)
生理痛や更年期の症状緩和、自律神経を整える効果があるとされます。内くるぶしから、指の幅4本分膝の方にあがったところあるツボです。
- 足三里(あしさんり)
腰痛や便秘の改善に効果があるとされます。膝を正面から見て外側のくぼみから、指の幅4本分下がったところあるツボです。
- 太渓(たいけい)
生理痛の緩和にも効果があるとされています。内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみにあるツボです。親指と人差し指でつまむようにするとやりやすいです。
- 太衝(たいしょう)
イライラや不眠にも効果があるとされています。足の親指と人差し指の間を足の甲に向かってなぞっていき、指が止まるくぼみにあるツボです。親指でグッと押すとやりやすいです。
ツボは正確なところを押さないともっと簡単にできる方法は、足マッサージ器やツボ押しローラーがあります
温活4:体を温める食べ物・飲み物
体を温める食べ物と飲み物で内蔵(体の中)から体を温めます。
体を温める食べ物は以下のものがあります。
- 根菜(生姜、にんじん)
- 発酵食品(キムチ、納豆、ヨーグルト)
- タンパク質が多い食材(肉、魚、卵)
夏野菜はカリウムや水分が多く含まれているため、体を冷やしやすくなるべく控えた方がいいといわれますが、体を冷やす食べ物の中にも体にいいものはあります。体を温める食べ物だけを食べればそれでいいということでもありません。
結局は、バランスが大切なのです。
わが家は納豆嫌いがいないので、よく食卓に出てきます。
納豆はよくスーパーで安売りしていますし、家計には優しいです。
体を温める飲み物は以下のものがあります。
- 白湯(さゆ)
朝起きてコップ一杯飲むと、内臓温度を高めて体を目覚めさせる働きがあります。温度は50~60℃程度がいいです。雑菌で口の中が汚れているので、うがいや歯磨きをしてから飲むといいです。 - 発酵茶(プーアル茶やルイボスティー)
- 生姜湯、葛湯
- ココア
体を温めるというよりは自律神経やホルモンの乱れを抑えて冷えを防止します。 - たんぽぽ茶
血行促進作用により、冷えを予防します。
体が目覚めるということで毎朝、白湯を飲み続けています。(あと少しで1年くらい経ちます。)
手と足の冷えがひどくて毎年冬は死人のようでした。
冬になり、ある日気付いたのです。
相変わらず手指が冷たくなりますが、温まりやすいと感じました。以前は手を擦り合わせたり、息をハァーってやっても一度冷えた手はなかなか温まりませんでしたが、何をしなくても自然に指先があったまってくるようになりました。
一概に白湯のお陰とは言い切れませんが、ずっと手指の冷えに悩んでいたので嬉しく思います。
温活5:お風呂で温まる
お風呂で湯舟に浸かり体の芯から体を温めます。お風呂でのポイントは『湯舟に浸かるとき』と『風呂上り』があります。
湯舟に浸かるときのポイントは、肩までお湯に浸かって体の深部から全身を温めること。
湯舟の温度と浸かる時間は、温度:40℃、時間:10分間程度でOKです。温度が39度以下だと湯舟から出たときに寒さを感じるので、わが家は40℃にしています。より温まるために温度を41℃にしたこともありましたが熱くて体が痒くなってしまったので40℃に落ち着いています。また、温度を高くしすぎると血圧が上がりやすくなるので注意して下さい。
体を温めるのに有効なのが入浴剤です。香りによるリラックス効果もありますが、体の芯から温まります。
わが家は入浴剤アヒル隊長できき湯を入れることが多いです。
子どもたちが喜んで毎日のように入れてましたが、入浴剤を入れないときは湯舟から出ると何かまだ温まってないような、ちょっと寒い気がします。
入浴剤を入れるとお風呂から出てもホカホカ状態が続いて、体の芯からあったまってると実感します。
何気なく入浴剤を入れていましたが、入浴剤を入れるのをやめてみて体の温まる効果がよくわかりました。
風呂上がりのポイントポイントは、熱を逃がさないこと。
湯舟に浸かって温まった熱を逃がさないようにする方法をまとめました。
熱を逃がさない方法
- 髪を乾かす
濡れている髪が首にあたって体が冷えてしまうので、お風呂上りは早く髪を乾かしましょう。髪が長い方は乾かすのに時間がかかるので要注意。 - あったか靴下・冷えとり靴下
足は床から熱を奪われやすいので、靴下を履いて熱を逃がさないようにしましょう。あったか靴下や冷えとり靴下は保温性能に優れているので温まった状態をキープしやすいです。 - ゆったりとしたパジャマ
ぴったりだったり、小さいパジャマは血流を悪くして、結果的に冷えにつながります。少しゆったりとしたパジャマで過ごすとよさそうです。
お風呂上りは体がホカホカで気持ちいいですが、冷えやすい状態なのでさっさとパジャマに着替えましょう
温活6:腹巻でお腹を温める
お腹の冷えに腹巻は有効です。
腹巻は冷え以外にも、『生理痛緩和』や『肌荒れ改善』などの効果があるとされています。
腹巻っておじさんのイメージ強めですが、温めるには最適です。
腹巻選びのポイントを紹介します!
腹巻選びのポイントは、素材と機能性です。
- 素材
腹巻の素材はシルク、コットン、ウール、ナイロンがあります。『シルク』と『コットン』は温める効果が高く、通気性がいいです。また、肌への刺激が少ないです。 - 機能性
腹巻には、『発熱機能』、『脱臭機能』、『抗菌機能』や『通気性を良くしたもの』など様々な機能性のものがあります。
腹巻は就寝時に着ると、就寝中に体温が下がりにくくなり、質の良い睡眠をとることができるといわれています。
僕は日常使いでSIXPADシェイプスーツを腹巻代わりに着ています。
厚手でちょっとお腹を絞められている感じで、最初は違和感しかなかったですが付けているうちに締め付けが心地よくなってきました。
着るだけでインナーマッスルを鍛えられて、冷え予防にもなるので最強です。
わが家の子どもたちも腹巻をして寝ています。
子どもの腹巻かわいい。
温活7:自律神経を整える
ストレスは日常生活の中で知らず知らずのうちに蓄積され自律神経の乱れなどの悪影響を与えます。ストレスを溜めない生活や溜めてもすぐに吐き出せる生活ができれば最高ですが、それを出来てる人ってどれだけいるの?って思います。
自律神経の乱れには、『バランスの取れた食事』、『適度な運動』、『良質の睡眠』が重要です。これらを気を付けて生活習慣を整えることが大切です。しかし、これらをやっていくのはなかなか難しいと思います。逆にそれがストレスになって負のスパイラルになっていくことも考えられます。
忙しない生活の中で、自分なりのリラックスできる環境をつくり、ゆっくりと1人の時間を過ごしたり、落ち着く時間を過ごすように心がけていくといいと思います。
誰かに話を聞いてもらう、誰かと話す、共有することにより少しは気持ちが楽になるのではないでしょうか
冷えによる影響
加齢臭の悪化
加齢臭は加齢による菱分泌量等の変化によって発生するといわれています。しかし、体が冷えていると代謝がうまくいかず体内に老廃物が溜まった状態になり、加齢臭を悪化させることになる可能性があります。
薄毛になる
頭皮や髪の毛にも影響を及ぼします。血流が悪くなり冷えるのは手足だけではなく頭も同じです。血流が悪くなると髪の毛に十分に栄養が届けられなくなり、ヘアサイクルが乱れ、抜け毛や髪が細くなる原因になるといわれます。頭皮マッサージで頭皮の血流を巡らせることが大事です!
僕の場合はこれです。
ストレス的なところもあると思いますが、37歳くらいからM字になってきました。ある日、洗面台の鏡(三面鏡)で横からの自分を見て、地肌がよく見えることに気付きました。正面から見るとM字のところが薄くなってて、髪の毛も細くなっていました。最初はうそでしょって思いましたが見れば見るほど、やばいと思うようになり、見るほどに気になってしまい、逆にストレスでさらに進行してしまったように思います。
生理不順が起きやすい
冷えることにより血流が悪くなり、女性ホルモンの分泌が悪くなっていき、ホルモンバランスが乱れて生理不順が起きやすくなります。
妊娠確立の低下
冷えにより、着床しづらくなったり、卵子が作れないといったことが起こる可能性があります。
子宮内膜が厚くならず、着床しづらくなり流産してしまうことや卵胞の発育が不十分だったり排卵が出来ないということも考えられます。必要な場所に栄養が届かなくなり、妊娠しにくい体質につながります。
冷えのタイプ別特徴と温活のすゝめ
『冷え』とは、特定の部位または全身が冷たくなり、体温が低くなっている状態をいいます。
冷え性や冷え症と書かれますが、これは東洋医学と西洋医学によるものの違いです。
東洋医学では、『冷え症』
西洋医学では、『冷え性』
となります。
冷えによる不調が長引く場合やつらすぎると感じる場合は、重大な病気が隠れている可能性もあるので病院での受診をお願いします。病院での受診は内科や循環器内科が多いようですが、冷え性(冷え症)外来のある病院もあるそうです。
ちなみに、冷えと似た症状で低体温症があります。体が冷えるという点で同じですが、低体温症は体温が35度以下に低下した場合をいいます。
一概に冷えといっても、冷えには5種類のタイプがあります。
冷えのタイプは、『四肢末端型』『内蔵型』『下半身型』『全身型』『ストレス型』に分けられます。
まずは、自分の冷えのタイプを知ることが第一歩。
それでは紹介していきます!
冷えのタイプ1:四肢末端型の冷え
冷えのタイプ2:内蔵型の冷え
冷えのタイプ3:下半身型の冷え
冷えのタイプ4:全身型の冷え
冷えのタイプ5:ストレス型の冷え
まとめ
今回は冷え対策を紹介してきました。
本記事をまとめると、
- 冷え対策に『温活』
- 温活で血流をよくして冷えを改善
- 冷えは薄毛や生理不順などに繋がる
- 冷えにはタイプがあり、自分のタイプを知ることでよりよい温活ができる
最初は何から手をつけていいか迷ってしまいがちですが、出来そうなことから少しずつ。早くよくなりたい!と早まる気持ちを落ち着かせてじっくり取り組んでいきましょう!
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