電気代が高すぎる!電気代を安くできる見直しポイント6個! 

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電気代を安くしたい 節約

電気は生活する上で必要不可欠なライフラインです。

近年、燃料資源価格の上昇の影響で電気代が高騰しています。

毎月の料金利用明細書を見て、次のように感じている方が多数いるのではないでしょうか。

電気代に悩む主婦
電気代に悩む主婦

先月より高くなっちゃった。どうしよう

電気代を安くしたいおじさん
電気代を安くしたいおじさん

効果のある節電は?

我が家(4人家族)の毎月の電気代は、約25,000円位でした。

これは、4人家族の平均電気代の約2倍にあたる金額です。電気代の利用明細書を見るたびに目が飛び出ていました。

そんな中、本記事にあるポイントを行い、約7,000円安くできています。

それでもまだ平均電気代より高いので、平均電気代以下を目標に見直しを継続しています。

そこで本記事では、電気代を安くするポイントを解説していきます。

最後まで読めば、電気代を安くするために何をしたらいいのか分かりますよ。

本記事は以下のような方におすすめです!
  • 電気代を安くしたいけど、やらず仕舞いになっている方
  • 電気代を安くするための具体的なポイントを知りたい方

電気代の何を見直すのか考えてみよう

電気代を安くしたい (1)

まず、電気代内訳を見て、何を削減したら安くできるのかを考えてみましょう。

電気代の内訳は大まかに以下のようになります。(%は占める割合)

  • 基本料金(5%)
  • 電力量料金(87%)
  • 再エネ賦課金(8%)

内訳を見て見直しできる項目は

  • 基本料金
  • 電力量料金

になります。

そこで、具体的に見直しすることは以下になります。

  • 電力会社の電気料金プランの見直し
  • 電力会社を乗り換える
  • 家電の設定や使い方の見直し
  • 省エネ家電に買い替え
  • 使用電気量を把握する

それでは、上記について解説していきます。

電力会社の電気料金プランの見直し

電気代を安くしたい (2)

電力会社の電気料金プランで見直すポイントは、

アンペア数を下げることです。

例えば、東京電力の電気料金プランは以下のようになっています。

単位料金(税込)
【2023年4月1日以降】
基本料金10A1契約295円24銭
15A442円86銭
20A590円86銭
30A885円72銭
40A1,180円96銭
50A1,476円20銭
60A1,771円44銭
※東京電力エナジーパートナー株式会社|従量電灯B・C|電気料金プランより
横にスライドする→

アンペア数を小さくすれば、一度に使える家電は減ります。

でも、基本料金は安くできます。

ただし、基本料金を安くするために無理にアンペア数を小さくすると、普段使いですぐにブレーカーが落ちるようになりストレスが溜まってしまいます。

なお、主な家電のアンペア数(平均値)は以下の通りです。

  • ヘアドライヤー:12A
  • 電子レンジ  :15A
  • 冷蔵庫    :3A
  • 食器洗い乾燥機:13A

基本料金20Aの場合・・・

ヘアドライヤーと電子レンジ、冷蔵庫を同時に使うと30Aとなり、20Aを超えているのでブレーカーが落ちて真っ暗になります。(電子レンジや照明などの常時電気を使っているものも考慮します)

だけど、タイミングをズラして使えばブレーカーは落ちません。

このように使い方を工夫すればアンペア数を下げられます。

基本料金を1段階下に変更で、年間約3,542円(毎月295円)安くなります。

電力会社を乗り換える

電気代を安くしたい (3)

電力会社の乗り換えで、基本料金と電力量料金単価を安くできる場合があります。

それは、電力会社により基本料金や電力量料金が違うことと、電気代を他サービスとまとめることによる割引があるからです。

電力自由化により、電機メーカーやガス会社、通信会社等も電力販売事業に参入するようになりました。

このような新規参入事業者を「新電力」といいます。

経済産業省資源エネルギー庁によると、登録小売電気事業者は全国で計720事業者あります。(電気事業法に基づく登録事業者数)※令和5年4月24日現在

全ての事業者が全国区ではなく、特定のエリアのみの事業者もあります。

これだけの数の会社の中からどこがお得になるのか選ぶには、現状よりどれだけ安くなるのかシミュレーションして比べることが重要です。

電気料金のシミュレーションは各電力会社HPでできます。

住所、現在の電力会社、料金プラン、先月の電気料金を入力ですぐにシミュレーション結果がでます。

ちなみに、電力会社の乗り換えはPCやスマホからネット申込みだけでOKです。

家電の設定や使い方を見直す

電気代を安くしたい (4)

電力量料金は電気代の87%を占めるため、これを削減できれば大幅に電気代を安くできます。

電力量料金は「電力量料金(1kWh)」×「使用量」です。

つまり、「電力量料金(1kWh)」または「使用量」を減らせばOKです。
(電力量料金(1kWh)は電力会社の乗り換えで安くできる場合があります。)

極端に言えば「電気を使わない」ですが、それでは生活できません。

あなたの生活スタイルで出来る範囲でやるのが続けられるコツです。

まずは、使用電気量が多い家電から見直すと効果が出やすくなります。

家庭での使用電気量が多い家電TOP3は以下になります。(%は占める割合)

  1. エアコン:約15%
  2. 冷蔵庫 :約14%
  3. 照明  :約13%

この3つだけで40%弱を占めています。

そこで、電気使用量を減らす方法は2つあります。

それは「家電の設定」「使い方」です。

家電の設定変更

家電の設定を変更して使用電気量を下げます。

具体的には・・・
  • エアコンの設定温度
  • テレビの輝度を下げる
  • 冷蔵庫の設定温度

つまり、普段と同じ生活で知らず知らずの内に損切りできます。

家電の使い方

使い方を見直して使用量を下げます。

エアコンなら・・・
  • こまめに掃除をして綺麗な状態を保つ
  • 季節で風向きを変える(冷たい空気は下へ、温かい空気は上に行きやすい
  • 人が集まるところに風向きを変える
冷蔵庫なら・・・
  • 扉の開閉時間を短くする
  • 詰め込み過ぎない
照明器具なら・・・
  • こまめに消す
  • ランプを抜く

これらは、生活の中で意識してやっていく必要があります。

今までの癖もあり、「ついつい」忘れがちになりやすいです。

また、家族全員でやらないと効果が出にくいです。それが原因で家族喧嘩になるかもしれません。

そこで大事なことは、「ルールを作る」ことです。

省エネ家電に買い替える

電気代を安くしたい (5)

電化製品は年々性能が良くなり省エネ家電が多く販売されています。

省エネ家電に買い替えると、消費電力が小さくなり電気代を削減できます。

要するに、使用電気量が多く、長時間使用するものほど電気代の削減効果が大きくなります。

家庭で使用電気量が多く、長時間使用する家電は、「冷蔵庫」「エアコン」「照明」です。

参考に、冷蔵庫とエアコンを2008年製と2023年製で比較すると以下になります。

家電名称2008年製2023年製電力差・電気料金差
冷蔵庫
※東芝製で比較
容量:425L
470kW/h
容量:452L
261kWh/年
電力差:209kWh/年
料金差:5,540.6円/年
エアコン
※ダイキン製で比較
10畳用
850kWh/年
10畳用
630kWh/年
電力差:220kWh/年
料金差:5,832.2円/年
※電力料金:26.51円/kWhで換算(東京電力 第2段階料金)

照明器具は、1台の白熱電球をLED電球に交換した場合で検証します。

条件は以下とします。
 点灯時間:1日6時間
 白熱電球:54W
 LED電球:7.3W

年間の電力差、料金差は以下のようになります。

電力差:102.2kWh/年
料金差:2,709.3円/年(1台)

6台LED電球に替えたとすると、16,255.8円/年となります。

「冷蔵庫」「エアコン」「LED電球」の買い替えで、

計算上、年間約27,600円(毎月約2,300円)安くなります。

さらに、節電モード機能が搭載されている家電もあるので、更なる消費電力削減の可能性があります。

使用電気量を把握する

電気代を安くしたい (6)

電力量料金は「電力量料金(1kWh)」×「使用量」ですが、

使用量により、電力量料金(1kWh)は第1~3段階料金に分かれています。

単位料金(税込)
【2023年4月1日以降】
電力量料金最初の120kWhまで
(第1段階料金)
1kWh19円91銭
120kWhをこえ300kWhまで
(第2段階料金)
26円51銭
上記超過
(第3段階料金)
30円60銭
※東京電力エナジーパートナー株式会社|従量電灯B・C|電気料金プランより
横にスライドする→

見て分かる通り、300kWhを超えると電力量料金は第1段階料金に比べて約1.5倍になります。

そのため、電気代を安くするポイントは、

1ヵ月間に300kWhを超えないように使用電気量を把握することです。

使用電気量は各家庭にある電力量計で確認する事ができます。

1週間の使用量が75kWh以下であれば、月300kWh以下にできます。

毎日チェックするのは大変なので、1週間に1回チェックしてペース配分をすればクリアできます。

使用電気量を把握して、電力量料金をコントロールしましょう。

SNSで見つけた電気代節約の口コミを紹介

電気代を安くしたい (7)

SNSでは電気の節約についての投稿が多数あります。

抜粋してカテゴリー分けしてみたので、参考にしてみてください。

節約して電気代が安くなった投稿

節約して電気代を安くできた投稿です。

こうゆう投稿を見ると、自分もやってみようかなと思えてきますね!

家族とのやりとりについての投稿

電気代に限らず、家族との協力が大切です。

みんなでできる方法を探しましょう♪

洗濯乾燥機の節電についての投稿

乾燥機は消費電力が大きいので時短による節電効果は大きそうです!

テレビの節電についての投稿

設定を変えるだけで勝手に節電できるなら理想的ですね♪

冷蔵庫の節電についての投稿

冷蔵庫の収納テクニックが節電にも影響するとは!

設定温度も季節で変えることで無駄を省けます♪

照明器具の節電についての投稿

照明器具の節電といえばLEDです。消費電力が小さすぎて素敵すぎます。

YUPPY
YUPPY

数々の節約術の投稿がありました。

節約は「知らないと損」なので情報収集を心掛けましょう♪

まとめ:地道にコツコツが電気代を安くする最短ルート

ここまで、電気代を安くするポイントを解説してきました。

まとめると、

  • 電気料金プランのアンペア数を下げる
  • 安い電気料金の電力会社に乗り換える
  • 家電の設定を見直し損切りする
  • 節電を意識する
  • 古い家電は省エネ家電に買い替え
  • 週に1回電力計をチェックして電気量を把握する

電気代は何か1つのことをやれば大きく安くなるものではありません。

一言でいえば、「ちりつも」です。

結果的に、地道にコツコツが電気代を安くする最短ルートになります。

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